内定者が入社するまでの期間に、入社の期待感を醸成する内定者向けグッズ。各社がそれぞれ工夫を凝らし、自社らしさを表現したり、内定者にメッセージを伝えたりなど活用しています。本記事では、そんな内定者向けの体験づくりについての事例を6つご紹介します。内定者へのコミュニケーション方法を検討している担当者の方は、ぜひ最後までお読みください。
内定証からロゴ入りTシャツまで、入社前の期待感を醸成する内定グッズ
オリジナル内定証書で内定者へメッセージ（株式会社Nint）
株式会社Nintでは、内定式で内定者にオリジナルの内定証をプレゼントしています。証書の本文には、自社のバリューが盛り込まれており自身の入社後の活躍を想像させるような内容となっています。また、同じデザインでノートも制作しており、「これからいろいろ学ぶ中でノートをとることがあると思いますが、そのたびに内定式で奮い立った初心を思い出し、謙虚に挑んでほしい、バリューを見て、自分たちが何をすべきかを考えてほしい。」という思いが込められているようです。
引用元：https://www.wantedly.com/companies/nint/post_articles/442675
内定証にも一工夫、新入社員への期待を表現（株式会社グッドパッチ）
株式会社グッドパッチでは、紙の内定証ではなく、カード型の内定証をオリジナルでデザインして内定者へ渡していました。内定記念品を検討する際に上がった「内定証書は保管の仕方に迷ってしまい、本人が活用の方法に困ることがある」という声をきっかけに、紙状の形式の見直しが行われました。内定式の意義を定義し、内定者インタビュー等を行いながら検討を行った結果、『「Goodpatchのデザイナー」になった「証」として、世界に一つだけの名刺』をテーマにプラスチックのカードが制作されました。カードや箱のデザイン一つ一つに意味が詰め込まれており、まさにデザイン会社のこだわりが詰まったグッズとなっています。
引用元：https://goodpatch.com/blog/2023-11-akashi
スローガン入りグッズや寄せ書きでメッセージ（株式会社GMOアドパートナーズ）
株式会社GMOアドパートナーズでは、スローガン入りのオリジナルTシャツ、グラス、ノート、ハイチューなどが内定者の自宅に贈られました。その中でも、選考過程で出会った社員からの寄せ書きが好評だったようです。オンライン下でも、内定者に向けた期待感や、社員同士の繋がり感を醸成できる取り組みとなっています。
引用元：https://note.com/sakura_pjt/n/na00637f0717e
新卒社員が内定者に贈るノベルティBOX（株式会社Sun*）
株式会社Sun*では、新卒社員が内定者に向けてノベルティをゼロからデザインし、BOXとして届けるプロジェクトが行われていました。新卒社員として、1年前に感じた喜びや入社前に感じるであろう不安に寄り添い、コンセプトを策定して行ったようです。23年度は「Sun*は1人1人の想いを、共に叶えることができる場所だと確信してもらう」というコンセプトを掲げ、内定証書やTシャツ、マグカップ、靴下、ネームカード等を制作したとのこと。また、自社の開発技術を用いて、内定証書にスマートフォンをかざすと現れるARコンテンツや、撮影時に使用するフィルター等、IT技術を活用したノベルティ制作も行われたようです。自社の事業内容を生かしたプレゼントは唯一無二の体験として内定者のモチベーションを向上させることができたのではないでしょうか。
引用元：https://note.com/sunasterisk/n/n8e3f782e6a06
多様性のあるカルチャーを表現したオリジナルグッズ（株式会社DeNA）
株式会社DeNAでは、中途入社者向けにWelcomeBoxを作成しています。ボックスに入っているグッズでは「DeNAへようこそ」という想いと「DeNAに愛着を持って欲しい」という想いがそれぞれ込められていると言います。「色々な事業を企画運営しているDeNAだからこそ、多様性のある楽しみ方をどうグッズに落とし込むか」をテーマに考案され、付属のシールを各グッズに貼り付けることで、自分だけのオリジナルグッズを作ることができる仕掛けになっています。
引用元：https://fullswing.dena.com/archives/9591/
番外編：入社が楽しみになる工夫はグッズ以外にも
内定者向け情報サイト「入社前控室」（株式会社STORES）
株式会社STORES（旧hey社）では、内定者に向けてWebサイトを公開しています。内定者や新メンバーに「入社前に知りたかったこと」をヒアリングし、その疑問に答える形で入社前に読むことができるコンテンツを用意しています。サイト内では、中期経営計画/社内報/組織図/おすすめの社内コンテンツ等、入社後早めにインプットしたい情報を事前に見ることができます。
事実上まだ社員ではない方に機密情報を見せることになるため、秘密保持契約書を結ぶ必要がありますが、世界観が損なわれないよう、会社のブランドを感じるイラストやアイコンを取り入れたデザインの契約書を作成しているようです。「Just for Fun」というSTORES社のカルチャーが細部まで宿る入社前体験となっているのではないでしょうか。
引用元：https://note.com/takinoharuka/n/n358ebd3a79b9
まとめ
採用ブランディングのご相談は、No Companyへ
以上、内定者に向けて入社の意欲を高めてもらう各社の入社前体験の事例をお伝えしました。内定者の心を掴むグッズや体験づくりにぜひ参考にしてみてください。No Companyでは、採用ブランディングや採用マーケティングを支援するサービスを行っています。サービス内容について詳しく知りたい方は、以下よりお問い合わせください。