候補者を惹きつける「採用デック」7選

2023/10/25 Wed. ライター : Rie Omoto
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採用ブランディングや広報を行う上で必要不可欠な存在になっている「採用デック」。各企業が候補者に自社を魅力的に伝えるため、多くの工夫が施されています。この記事では、「入社したくなるほど魅力的」と話題になった企業の採用デックをピックアップし、どのような点で評価されているのかを考察します。候補者に対して自社を魅力的に伝えていきたい採用担当者の皆様は、ぜひ最後までお読みください。

参考にしたい採用デックを7選をご紹介


まずはここから「SmartHR」

採用デックの参考でよく名前が上がるのが、SmartHR社です。簡潔に組織や事業について理解でき、働く環境や社風についても触れられているため、職種やポジションによる魅力づけではなく、「会社」自体を魅力的に語ることができる構成になっています。また、資料全体を通して、組織における定量的な情報も多く公開されており、まさにオープンな社風を実践しているように捉えられます。

 

人と組織をレポート形式で紹介する「ナイル」

ナイル社では、会社紹介資料としてではなく、企業レポートという形で候補者へのアピールを行う資料を作成しています。印象的なのはP.7以降の「人と組織に対する考え方」という項目で、組織を成長させていくための施策が具体的に記されています。候補者が入社したあと、どのように組織で活躍することができるのか、イメージしやすくなる内容となっています。

 

縦型資料で読むハードルを極限まで減らした「HR Brain」

HR Brain社では、会社説明資料をスマホに最適化した縦型の資料を公開しています。画面の大きさや形に合わせて、通常のプレゼンテーション資料よりも情報量が絞られており、より簡潔に短時間で読めるよう内容が調整されています。また、巻末には直近入社した社員のインタビューが掲載されており、仕事内容や自社で働く際に意識しているポイント等に触れられています。短時間で共感を呼ぶことができる情報の絞り込み方等、見習いたいポイントがたくさんあるのではないでしょうか。

 

共に働く社員の紹介が充実している「LAPRAS」

LAPRAS社では、会社や事業についての説明が充実しているのはもちろん、掲載されている社員紹介が多いことが特徴です。「どのようなメンバーと一緒に働くことになるのか」、「自分に近いキャリアの社員がいるか」など、面談前から共に働くメンバーを具体的にイメージすることができます。

 

候補者の挑戦マインドを刺激する「アトラエ」

アトラエ社では、「組織における5つのこだわり」と題して、目指している組織像を明確に言語化して発信しています。組織の価値観や働く人のマインドセット等が理解しやすく、資料を読んだだけでも組織への共感や興味関心が高まるような内容となっています。

 

候補者を絞り込み、共感を誘う「Findy」

Findy社では、資料のターゲットを「エンジニア」に絞り、職種ならではの情報を多く提供しています。「どのような人に入社してほしいか」「どんな環境が用意されているか」「入社するとどのようなメリットがあるか」など、具体的に記載されているため、採用候補者が収集したい情報の中で、「痒い所に手がとどく」ような内容となっています。

 

資料を読むハードルを徹底的に下げた「atama plus」

atama plus社では「3分でわかるatama plus」と題して、会社の概要や今後の展望をコンパクトに紹介しています。また、ベンチャー企業ならではの資金調達実績や今後の事業拡大の計画などが掲載されており、事業成長に積極的に関わりたいベンチャー志向の候補者の関心を高める内容となっています。

 

まとめ


採用ブランディングのご相談は、No Companyへ

以上、候補者に自社を魅力的に伝える採用デック7選をお届けしました。各社それぞれ、候補者に対して何を伝えたいのか、どんなポイントで共感を呼びたいのかが伝わってくる資料となっていました。ぜひ作成する際の参考にしてみてください。

No Companyでは、採用ブランディングや採用マーケティングを支援するサービスを行っています。サービス内容について詳しく知りたい方は、以下よりお問い合わせください。

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