採用マーケティングで活用したい、オンライン広告の基礎知識

2024/1/30 Tue. ライター : Rie Omoto
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オンライン広告を採用活動に上手く活用できていますか?「自社の採用情報を広告に出すなんて」と敬遠している方もいらっしゃるかもしれません。オンライン広告は、自社の認知を広げ、狙いを定めた候補者に自社の魅力を知ってもらう機会を作り出すことができます。本記事ではそんな採用活動におけるオンライン広告について、基礎知識から具体例まで解説します。採用マーケティングに携わる担当者の方は、ぜひ最後までお読みください。

 

採用におけるオンライン広告の重要性


オンライン広告とは?

オンライン広告とは、SNS広告やディスプレイ広告、検索連動型広告などと称されるインターネット上に掲載される広告の総称です。掲載するクリエイティブや予算を広告主が自由に設定し、最適なリーチ獲得に向けて運用することができます。また、インターネット上のユーザーの行動を記録したデータベースを活用し、広告を表示するユーザー属性を指定することも可能です。オンライン広告を上手く活用することで、メッセージを伝えたいターゲットにダイレクトに自社の求人情報をアピールすることができます。

 

採用活動におけるオンライン広告の重要性

採用に関する情報はインターネット上に溢れており、どんなにオンライン上に求人情報を出しても自社の情報は埋もれてしまいます。オンライン広告を活用すると、候補者が日常的に利用しているメディアやプラットフォームに対し、メッセージを伝えたい候補者を選んで広告配信を行うことで、プッシュ型で自社の採用情報を届けることが可能になります。インターネットを活用することが当たり前の時代だからこそ、オンライン広告を用いた認知の獲得が有効的です。

 

オンライン広告の種類


オンライン広告には、大きく分けて「検索連動広告」と「SNS広告」があります。

検索連動広告:リスティング広告

リスティング広告は、検索したキーワードに応じて、検索結果ページの上部に自社のサイトリンクを載せることができます。「検索を能動的に行っているユーザー」という興味関心が高まっているタイミングで的確にアプローチできるため、特定のキーワードで認知を高めたい場合に活用できます。入札金額に応じて表示順位が決まるため、定期的な運用によりなるべく安い金額で上部に表示させるための運用が必要となります。(詳細はGoogle公式サイト等からご覧ください)

 

SNS広告:Meta(Facebook、Instagram)

SNS広告の中でも代表的なものが、InstagramやFacebookに自社の広告を出稿できるMeta広告です。SNS内の一般ユーザーの投稿の間に差し込む形で表示されるため、普段ユーザーがよく使うプラットフォーム上で認知をとることができます。Metaが保有するオーディエンスデータに基づいて配信設定をすることができるため、自社の情報を伝えたいターゲットを抽出し、的確に認知拡大を図ることができます。事前に設定した予算の中でMetaが自動で予算を最適化してくれるため、運用負荷が低いことも特徴です。(詳細はMeta社公式サイト等からご覧ください)

画像出典:https://ja-jp.facebook.com/business/ads

 

SNS広告:X(Twitter)

上記のMeta広告と並ぶSNS広告がX(Twitter)広告です。Meta広告同様一般ユーザーの投稿の間に差し込む形で表示され、普段ユーザーがよく使うプラットフォーム上で認知をとることができます。ターゲットが興味を持っているであろうアカウントやキーワード、ハッシュタグ等を選択し、広告キャンペーンを設定することで出稿が可能になります。(詳細はX社公式サイト等からご覧ください)

 

画像出典:https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/marketing/2022/new-twitter-ad-formats-pilot

 

番外編:DSP(Demand-Side Platform)の活用

上記で紹介した検索連動広告やSNS広告の他に、DSP広告という手法も存在しています。DSPはDemand-Side Platformの略で、広告主の広告配信効果を最適化するプラットフォームです。広告枠の買い付けやクリエイティブの出し分けなど、実績をベースに機械学習を重ね最適化に向けて自動的に運用してくれます。インターネット上に存在する複数の広告枠に出稿することが可能なため、あまり工数をかけずに広告配信を効果的に行いたい広告主におすすめの手法です。DSPの活用にはSSP(Supply Side Platform)との連携が必須となります。詳しくは広告代理店やDSP事業者にお問い合わせください。

各広告手法によって最適なクリエイティブは違う

検索連動型では、検索キーワードに対応してサイトが表示されるため、サイトのタイトルでいかに候補者の興味を惹きつけられるかが重要になります。また、サイト内の情報も、候補者が検索キーワードで知りたかった内容に沿ったものになっている必要があります。一方、SNS広告では、各SNSのユーザー特性を捉えたコンテンツ制作が重要となります。Instagramのフィードでは読み物コンテンツや自社の魅力をビジュアル的に表現したもの、Xではサイト更新通知や採用にまつわる告知など情報の即時性が求められます。各SNSの特性を理解したクリエイティブ制作によって、広告の効果を最大化させることが可能です。

 

採用におけるオンライン広告活用事例


株式会社ニコン

「インターンシップのエントリー数が前年比2倍超」ニコンの魅力の再認識と、“ファン”を増やすための採用ブランディング

 

シチズン時計株式会社

「シチズン」第一想起の学生を増やすために。採用マーケティングで、母集団の質と内定承諾率が高まる

ダイキン工業株式会社

ダイキンを第一志望にする学生を増やすために。 採用ブランディングの鍵は、SNSと「本音」のコンテンツ

 

まとめ


採用ブランディングのご相談は、No Companyへ

以上、採用マーケティングで活用したい、オンライン広告についてお伝えしました。各広告媒体の特徴を理解して、目的に応じてうまく活用してみてはいかがでしょうか。No Companyでは、オンライン広告活用の戦略策定をはじめとした、採用マーケティングを支援するサービスを多数行っています。サービス内容について詳しく知りたい方は、以下よりお問い合わせください。

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